クレジットカードで買物をする際の仕組みと支払い方法


クレジットカードで買物をする際の仕組みと支払い方法_アイキャッチ
日常生活や旅行など、様々な場面で気軽に使われているクレジットカードですが、買いものやサービスの支払いに使用してから、口座から引き落とされるまで、1ヶ月程度の時間差があります。この時間差の間には、どのような処理がおこなわれているのでしょうか。今回は、クレジットカードで買いものやサービスの支払いから実際の引き落としまでの流れと、支払い方法について見てみましょう。

生活の利便性を引き上げるクレジットカード

クレジットカードの魅力は、現金を持ち歩かなくてもカードを提示して売上票にサイン(もしくは端末機へ暗証番号を入力)すれば、買いものやサービスの支払いに利用できることです。利用実績に応じて付与されるグレードによっては、無料で様々なサービスが受けられるなど、現金を持たない(キャッシュレス)な生活に有用なサービスです。また、クレジットカードは買いものやサービスの支払いだけではなく、キャッシングやローンに対応しているカードも存在します。特にキャッシングは海外旅行のときに現地通貨での引き出しができるものもあり、その利便性の高さは大きな魅力の1つです。

海外では本人確認機能も持つクレジットカード

海外旅行のチェックインやチェックアウトのタイミング、あるいはレンタカーを借りるときなどに本人証明に役立つのもクレジットカードの隠れた魅力の1つです。クレジットカードは申込時などに、犯罪収益移転防止法したがって運転免許証やパスポート、健康保険証等の公的書類の提出を求めています。申込内容と提出された公的書類に違いがないことで本人確認をおこなうため、クレジットカードは特に海外の様々な場面でパスポートを出すほどでもない本人確認の場面で大きな威力を発揮するのです。

信用照会端末(Credit Authorization Terminal = CAT)でスピーディーかつサービス充実

このように便利なクレジットカードですが、その利便性をますます向上させる仕組みとして導入が進められているのが信用照会端末(CAT)です。加盟店に設置されたクレジットカード取り扱い端末機であるCATは、端末とクレジットカード会社のコンピュータをオンラインで結び、瞬時に無効カードのチェックや販売承認などをおこないます。そのため、従来のサイン認証と紙伝票による処理と比べて、より高速な決済処理を可能としているのが特徴です。

クレジットカードの支払いから決済までの流れ

このように便利なクレジットカードですが、その支払いの流れはどのようになっているのでしょうか。
大まかな流れを見てみると

  • カードの提示・端末機へ暗証番号を入力(売上票にサイン)
  • 売上票送付(売上データ伝送)
  • 売上代金支払い
  • 利用代金明細書送付
  • 利用代金支払い

となります。
CATの導入などにより送付から売上代金支払いまでの時間は従来のサインと紙伝票に比べるとはるかに短くなっています。しかし代金支払い(引き落とし)は申込時の約款により定められているため、現在でも従来と変わらず1ヶ月程度の時間差が生じています。

クレジットカードの主な支払い方法

クレジットカードの支払い方法は支払い時に選べるものと支払い後に変更できるものがありますが、支払い方法自体は変わりません。

クレジットカードの主な支払い方法を見てみると、

  • 翌月一括(1回)払い…商品等を購入した翌月に一括して支払う
  • ボーナス一括(1回)払い…商品等を購入した翌ボーナス時期に一括して支払う。支払い時期は、夏は7月か8月、冬は12月か1月
  • 分割払い…利用の際、商品等の金額等を考慮して、支払回数、月々の支払額を決めて支払う
  • リボルビング…月々の支払金額を一定額または「残高」(支払わなければならないお金)に対する一定率に決めておき、その額を支払う

が代表的な支払い方法です。

おわりに

1枚でも持っていると様々な場面で利便性を大きく改善するクレジットカードですが、使いかたを間違えると金銭面で大きな負担が生じるだけではなく、その後の個人向け融資を受けるときに大きなペナルティを背負うことになります。クレジットカードを利用するときには、計画性をもって利用するようにしましょう。

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お金とクレカの歩み

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